超音波検査士とは
「超音波検査士」とは優れた超音波検査(エコー検査)技能を持つ技術者に対して日本超音波医学会が認定する資格です。この資格制度は、日進月歩する超音波技術を活用し、医療に貢献する技師を育むことを目的として作られています。超音波検査士には、実際に探触子を操作して検査を行い、その所見を報告書として作成し得るだけの知識・技能が要求されています。
超音波検査はリアルタイムで行う画像検査であり、患者さんを検査しながら診断を進めていける能力が要求されます。そのため、超音波検査のスペシャリストになるためには、高度な知識を要求される試験に合格し、その後も技術習得のために長い時間を必要とします。
試験内容
・基礎編・・・機器の原理や音響工学に関するもの
・症例編・・・体表臓器・循環器・消化器・泌尿器・産婦人科の中から各専門部門のもの
受験資格
臨床検査技師・看護婦・放射線技師のいずれかの資格を持ち、なおかつ日本超音波医学会または日本超音波検査学会に3年以上所属した者および実務経験者。